「ドラム洗濯機の乾燥フィルター掃除してたら、中に掃除道具(歯ブラシ)落としちゃったー!!」
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image13-1024x767.jpg)
この修理依頼はちょいちょい発生してます。
ダクトから落ちると、そのまま槽の部屋まで落ちていきます。
そこから先の排水ダクトには歯ブラシは絶対入っていかないので
残念ながら分解する以外に取り出す方法はありません・・。
放置してそのまま使っても槽の隙間に挟まって槽が回らなくなったりします。
修理依頼をすればだいたい1万5000円~2万くらいかかると思います
今回はこれをDIYでやる方法(日立のドラム洗濯機バージョン)を解説したいと思います。
ちなみにパナソニックのドラム洗濯機もだいたい構造は同じなので、ビスの場所などは違いますがやる事はほとんど同じです。
今回のDIYは難易度高めです。道具と気合いがあればDIY可能です
とは言え、画像たっぷりでわかりやすく解説していきます!
ちょっとページが重いかもしれませんが、分かりやすさ重視なのでご了承ください!
必要な物
奥の方を回せる長めのドライバーが必要です。
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image24-1024x767.jpg)
インパクトドライバーとロングソケットを使用したり
20cmくらいの長いプラスの2番とかでも大丈夫
ちなみにインパクト使ってますが、ペンドラでもいけます
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image1-6-1024x768.jpg)
これがマグネット付きだとかなりやりやすいですね
作業開始
作業はこの記事を書く1か月前くらいだったので思い出しながら書いてますw
もしビスの本数とか多少違っててもお許しを・・
まずは給水ホースを外してコンセントを抜くところからです。
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/02/給水ホースの外し方-300x169.png)
天面パネルから外していきます
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image8-1024x767.jpg)
隠しビスは手前に2か所あります
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image2-2-1024x767.jpg)
洗剤の蓋開けたとこにも1か所あります
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image4-3-1024x767.jpg)
周りもビスをはずしていきます
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image21-1024x767.jpg)
ここにも隠しビスがあります
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image12-1024x767.jpg)
こっちの洗剤蓋はずした所にも3か所ビスがあります
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image17-1024x767.jpg)
この薄いパネルを外すと、また隠しビスが出てきます
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image10-1024x767.jpg)
この3か所を外せばスイッチパネルが外せます
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image3-1-1024x767.jpg)
スイッチパネルに繋がってる配線も取ってた方が邪魔にならないです
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image1-7-1024x767.jpg)
ここにもビスが2か所。
これでやっと天面パネルが外せます。
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image1-8-1024x767.jpg)
今度は下側にいきます
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image9-1024x769.jpg)
2か所のビスを外すと黒い樹脂パーツが引き出せます。
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image19-1024x769.jpg)
真ん中にビスが出てきたのでこれをはずすと下側パネルがはずれます
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image20-1024x769.jpg)
正面パネルを止めてるビスが左右2か所出てくるのではずす
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image6-2-1024x767.jpg)
扉を固定しているビスも2か所はずすと、扉がそのまま引き抜けます。
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image14-1024x769.jpg)
左側の2か所もビスを外しておく
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image15-1024x769.jpg)
ベローズ(ゴムパッキン)を止めているワイヤーを引っ張ってはずすと
全面パネルをはずす事が出来ます
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image11-1024x769.jpg)
上にあるバネをはずす
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image26-1024x769.jpg)
ビス止めしてある鉄製プレートも外す。
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image16-1024x769.jpg)
下側の鉄製プレートもはずす
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image5-2-1024x767.jpg)
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image25-1024x767.jpg)
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image7-2-1024x767.jpg)
槽カバー(灰色のカバー)に繋がっている黒いゴムホースをはずしていく
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image18-1024x767.jpg)
ここでロングソケット付きドライバーの登場!
あとちょっとです頑張りましょう
10本以上あったと思いますけど、槽カバーの周りに止まってるボルトを外していきます
灰色のカバーを止めてるボルトですね
そしたら槽カバーを外すことが出来ます
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/04/image1-9-1024x767.jpg)
槽の下側にくぼみがあって、だいたいこの中に落ちてます。
ここから先には歯ブラシのサイズでは進めないです。
もし槽の隙間に挟まってたら、手で槽を回すとココに落ちてくると思います。
この機種は全部開けるとちょっと面倒だったので、槽カバーを下だけ浮かせたこの隙間から取り出しました。
みなさんもここまでお疲れさまでした!
あとは逆の手順で組み上げていって、水漏れチェックしましょう。
下側パネルだけ閉めない状態で水を入れてみて
漏れがないかの確認をして、大丈夫なのを確認してから下側パネルを閉じます。
インパクトドライバーを使って外した槽カバーがうまく合わさってないと水漏れしますからご注意を
今後、歯ブラシなどを落とさないための対策
ダクトの中のホコリが見えてると掃除したくなる気持ちは非常によくわかります!
なので掃除は今後も掃除はやるべきだと思いますが、掃除道具を見直しましょう^^
- 歯ブラシを使用する場合はヒモなどをつけて、落ちないようにして掃除する
歯ブラシでやるなら、ヒモさえ付けてれば問題ないです。
- 専用の掃除道具を使う
実は、このドラム洗濯機の乾燥ダクト専用ブラシがパナソニックから販売されてるんです
これなら落とすことはないし、ホコリを奥から手前にかき出すことが出来て歯ブラシより快適なのでおススメです^^
まとめ
乾燥ダクトの掃除で歯ブラシや異物を落としてしまったという依頼はちょいちょい入ってきます。
基本的には修理依頼になりそうですが、修理代は1万5000円~2万円くらいは覚悟が必要です。
なのでDIYでの分解方法について解説しましたが、今回の内容はちょっと難易度が高いので気合いは必要です。
どうせ洗濯機が使えなくて修理依頼するならDIYでやるだけやってみる価値はあるかもしれません。
これだけの作業で2万円なら納得だな、と思えるなら素直にプロにお任せしましょうw
それから今後掃除の時にまた歯ブラシなどを落とさないために対策をしましょう。
歯ブラシ等にヒモをつけて落とさないようにする
ドラム洗濯機専用の掃除ブラシを使う
![](https://kadennojyo.com/wp-content/uploads/2022/11/コスパ最強-300x169.png)
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