エアコンクリーニングの1番人気の時期は6~7月くらいなんですよね。
夏のクーラーを快適に使えるようにと、皆さんこぞって夏あたりに依頼する方が多いんですが
エアコンクリーニング業者として日々活動してる僕としてはその時期のエアコンクリーニングはオススメしません
エアコンクリーニングのおすすめ時期は9~10月。業者が解説
日々、エアコンクリーニングをやってるからこそ思うんですが
エアコンクリーニングする1番おすすめの時期は夏のエアコンを使い終えた後です。
だいたい9~10月くらいですね。
なぜ9~10月のクリーニングをおすすめするのか
なぜこの時期が1番いいかというと
- エアコンを使わない時期だから
- エアコンが1番汚れる時期だから
- この時期は予約が取りやすい
- キャンペーン等で値引きにも期待できる
理由を解説していきます
1.エアコンを使わない時期だから
エアコンを使わない時期に依頼するのがいい1番の理由は故障リスクです。
エアコンクリーニングする時、パーツを色々分解して
濡らしてはいけない場所をビニール等で養生して、高圧洗浄機で水をかけて洗います。
濡らしてはいけない場所は濡らさず、汚れだけはきちんと水をかけて落とすってのは技術もいります。
しかし、クリーニングが原因で故障する事例も少なからず存在します。
僕はクリーニング業者でもあり修理屋でもあるので、クリーニング後の故障依頼が入る事もあります。
依頼内容の例をあげると
掃除中に業者がパーツを落として破損させてしまった・・
センサーが濡れてしまったようで誤作動起こして動かない・・
クリーニングしたらルーバー(エアコンの羽)が動かなくなった・・
クリーニング後からランプ点滅してて動きません・・などなど
ちゃんとした業者に依頼すれば、もしもの場合も保証などがあるのでちゃんと修理はしてくれます。
ただ、もしこれが真夏にエアコンクリーニングを依頼してたらどうでしょう?
例えば・・
「リビングのエアコンが壊れました・・クーラー使えません」とか
「寝室のエアコンが壊れて夜暑くて寝れません・・」とか。
これは結構つらいですよ
どちらも過去に実際にありました。
更に追い打ちをかけると、
夏ってエアコンの修理がすごく多い時期で、修理を依頼しても対応にどうしても時間がかかってしまいがちです。
自分たちも夏のエアコンはなるだけ早めに修理してあげたいんですが
「部品欠品中で入荷に1か月かかります」とかもありえない話じゃないんですよね。
絶対にないとは言えない事なので使わない時期に依頼するのが安心です。
2.エアコンが1番汚れる時期だから
エアコンの汚れの多くはカビによる汚れなんですが、カビが生えるのは冷房を使う時期です。
冷房を使うとエアコンの熱交換器に水滴が溜まります。
それがドレンパン(水を受け止めるお皿)に落ちて、ドレンホースを通って外の室外機の方へ排出されます。
冷房使用中は水がポタポタ出続けてるんで熱交換器もドレンパンも毎日水浸しになりながら稼働してます。
内部クリーン機能(冷房後に1時間くらい乾燥させる運転)がついてる機種も多いんですが、
それでもやはりジメジメしやすい環境なのでカビが繁殖してしまいます
ちなみに暖房の時は室外機からしか水が出ないのでカビは生えません。
なので6~7月とかに洗って、冬の暖房運転でカビをバラまかれるよりも
夏に生えたカビを落としてから1年間使う方が快適に使えると思います。
3.この時期は予約が取りやすい
エアコンクリーニングで1番の繁忙期は6~7月で、その次は年末の大掃除の時期11~12月でしょう。
やはりエアコンを使う時期に、汚れに気づいたりカビ臭いなと感じたりすることが多いですよね
土日などの指定をすると、人気の業者であれば予約してから1か月以上の待ちとかも珍しくありません。
4.キャンペーン等で値引きにも期待できる
業者にもよりますが、1年を通して定期的に割引キャンペーンなどもやってます。
基本的に業者としても繁忙期以外でお客さんを集めたいところなので春や秋でキャンペーンをやってる所が多いですよ。
まとめ
家電のジョーがおすすめするエアコンクリーニングの最適な時期は9~10月です。
この時期に依頼する事のメリットは
- もしエアコンクリーニングで故障が発生してしまっても修理を待つ間が苦痛じゃない
- 作業中にエアコン使うのを我慢して待たなくていい
- 夏の冷房を使った後のエアコンが1番汚れたタイミングでキレイにする事で1年快適に使える
- 閑散期なので予約が取りやすい
- 閑散期なのでキャンペーンをやってる可能性が高い
余裕をもってエアコンクリーニングの計画を立てる事が出来たらいいですね
コメント